朗読教室ウツクシキについて


2年ほど前から不定期に開催していました朗読教室に、この度名前がつきました。
朗読教室ウツクシキと言います。どうぞよろしくお願いいたします。

福島からの帰りの新幹線で、友人が読んでいた本を少し貸して頂いてパラパラ眺めていて、パタンと閉じて返すその瞬間に、ページの右端にあった「美しき・・・」という縦書きの文字が目にとまりました。
 
何気なく「うつくしき」と声に出してみると、音の響きがとても新鮮で心地よく感じました。自宅に戻ってから「うつくしき」という言葉について思いを巡らしていたところ、『枕草子』に至りました。「うつくしきもの」という章では、子供のあどけない仕草や様子を目にして、言葉で言い尽くせないかわいらしさ、瑞々しい愛らしさ、そして声に対して「いとうつくし」と語っています。良い言葉だなと思いました。
 
そしてそのことを友人でブックアーティストの足立涼子さんにお伝えして、このクレーの絵のような愛らしいロゴマークを作っていただきました。この木の枝のような、小鳥がじゃれあって遊んでいるようなマークは篆書体(文字)が元になっているそうです。
「うつくしき」という言葉がかかる何かその先のことを、文字が楽しみにしているようにも感じました。
 
これまで継続してきた教室と急に何かが変化することはないと思いますが、でもゆっくりゆっくりとは変わっていくことと思います。それらを私も楽しみに歩を進めていきたいと思います。どうぞ末永くよろしくお願いいたします。

朗読教室ウツクシキ 主宰 岡安圭子




 

 




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